Kit Q&A

いろんなサイトによくある、よくある質問ページです。

よくある質問

Q0. 音質はどうなのか?

音に関してはそれなりの実務経験がありますが、音質についてはデジタル的な評価しかできない人間です。なので、本キットでは音質追求は各自に任せ、まずは安価にネットワークオーディオ再生環境を作る、機器の組み合わせによる音質の変化を楽しむということに重点を置いています。DACなど組み合わせに関するご意見などいただければ参考にさせていただきます。今まで頒布にお付き合いいただいた方々のご意見では、Raspberry Piのポテンシャルはとても高く、音質比でコストパフォーマンスは良いとおっしゃられる方が多いです。ハイレゾ、i2sなどカスタムで一歩先を行く方々にはシンプルで安価な完成版キットを、カジュアルユーザー、CD音源がメインの方でデバイスにはこだわらないという方にはDDC内蔵キットがお勧めです。

Q1. PCM5122とES9023はどちらが良いのか?

単純に性能で比較すると、PCM5122は32bit/384kHz対応、ES9023に関しては24bit/192kHzなのでPCM5122のほうが性能は良いことになります。しかし、これはあくまでもビットレート上の違いであり、チップ以外にも周辺回路によって音質は変わることになります。本キットでは入手性のみで価格が決まっていますので、高ければいいというわけではありません。インターフェースとしては両機ともにアナログのRCA出力ですが、PCM5122のみΦ3.5mmのステレオジャックがついています。

音に関してはそれなりの実務経験がありますが、音質についてはデジタル的な評価しかできない人間です。なので、本キットでは音質追求は各自に任せ、まずは安価にネットワークオーディオ再生環境を作る、機器の組み合わせによる音質の変化を楽しむということに重点を置いています。DACなど組み合わせに関するご意見などいただければ参考にさせていただきます。今まで頒布にお付き合いいただいた方々のご意見では、Raspberry Piのポテンシャルはとても高く、音質比でコストパフォーマンスは良いとおっしゃられる方が多いです。ハイレゾ、i2sなどカスタムで一歩先を行く方々にはシンプルで安価な完成版キットを、カジュアルユーザー、CD音源がメインの方でデバイスにはこだわらないという方にはDDC内蔵キットがお勧めです。

Q2. ネジが扱いにくい

すみません。。私自身がかっこいいと思い込んでいるのと、3Dプリンタ作成の過程で余っているので再利用させていただいています。六角レンチが必要になり大変申し訳ないのですが、日本には100均という優れたDIYパーツショップがあります。これを機会にぜひ調達してください。

Q3. バックパネル周りのコネクタ穴が小さい(大きい)

我が家のケーブルをマーケティングした結果現在の穴径になっています。大きめに空けて基板のコネクタがポロリするリスクと、小さすぎて刺さらないリスクを天秤にかけた結果です。小さいという方はぜひメーカーとケーブル寸法をお教えください。次回設計時に反映し、サービスさせていただきます。

Q4. 起動に時間がかかる

ネットワーク接続していないと起動に時間がかかる傾向があります。初回の動作確認時は面倒でも有線LANケーブルを刺して起動してください。IPアドレスを確認するのが目的で実装したLCDなのでww

ネットワーク接続された状態なら2分程度でLCD表示もしくは音声出力先から起動音が鳴るはずです。USB無線LANアダプタ利用には初回起動時のみ設定に使うための有線LANと設定するUSB無線LANアダプタを同時に接続する必要があります。実運用上はどちらかもしくは両方が接続されていればOKです。

Q5. 電源を入れたはいいが切り方が分からない。

ケースに電源スイッチがついていないというわけではなく、 Raspberry Piそのものに物理的な電源スイッチが存在しません。

よって電源を切るときはmicroUSBを・・・と言いたいところですが安心してください。volumioのWeb UIにReboot,Shutdownコマンドを発行できるボタンがあります。WebUIにアクセスし、右上のMENUから一番下の"Turn off"です。はっきりとしたインジケータがないのが申し訳ないのですがRaspberry Piの仕様です。

人によって考え方が違うので意見を押し付ける気はありませんが、オーディオサーバーと考えれば電源は入れっぱなしのほうが使いやすいのかなと思います。そのためのRaspberry Piなので。アイドリング時の活用法についても提案していきたいと思います。

Q5. RaspberryPiに導入するオーディオサーバー用ソフトウェアの導入方法

導入手順を記載しました。 WindowsでmicroSDにイメージファイルを焼くだけです。手順通りならLinuxの知識は必要ありません。

volumio側で問題が起こることは多いですが、配線さえ間違っていなければLCD、リモコンについては動作するはずです。こういうところがオープンソースのおもしろいところです。

2015/01/29 ※お手持ちの個体によって起動時にLircライブラリがコケるという問題が発生しています。(lirc_rpi: gpio chip not found!)

→ raspi-updateを実行すると起こる問題のようです。イメージファイルを焼いた後のアップデートはお控えください。 もし動作しなくなったとしても、ハードウェアが原因ではないためイメージを焼直せば復活します。

→ Raspberry Pi2対応による仕様変更、またvolumio上でi2c設定を変更することによって起こる問題です。本ブログで配布しているイメージではvolumio自体に修正が加えてあるので解決しています。

Q6. USB-DAC(HDMIアンプなど)ってどれが動いてどれが動かないの?

本キットでは関与しない範囲なので動作保証などはできません。ただし、皆さんに人柱になってもらうわけにもいかないので、このブログに動作確認表を作って公開していきたいと思います。お手持ちのRaspberry PiにUSB-DACを片っ端から刺して動作確認にご協力ください。Raspberry Piのヘッドホン端子より少しでもマシな音が出るならどんな機種でも大歓迎です。出来れば外観を検索可能な機種名もしくは写真を送っていただけると助かります。 動作確認報告ページを作りました。

Q7.3Dプリンタ造形のケースのクオリティってどうなの?

既製品と比べれば当然手作り感が否めないと思います。特にエッジ部などはある程度追加工が必要です。しかし、LCDモジュールをきれいに内蔵可能なケースが現状では市販されていないため、常設するなら何らかのケースに入れておきたいという思いで作りました。同じデータを業者に出すとさまざまな材料でそれなりに出力してもらえますが、価格も恐ろしいことになります。家庭用3Dプリンタってこんなもんなんだなという感覚で受け入れていただけると幸いです。初めて出力を見た方の意見でもポジティブな感想をいただくことが多いです。

Q8.値段的にはどうなの?3Dプリンタで作るメリットは?

配ってる本人が言うのもなんですが、ただのケースだと考えると正直これでも高いと思います。個人的な目的はモノづくりの楽しさを共有することを第一に、企画から形にするまでの工程を一度踏んでみたかった。それだけなので、商売として成り立つ世界ではないと思います。3Dプリンタ出力で寸法精度が必要なケースの作例が少なかったのも作ってみた理由の一つ。庶民に手が届く価格で簡単に手に入る3Dプリンタの出力サンプルと思ってもらえば。今回のケースだと1つ作成するのに造形時間だけで8時間+材料費+電気代なので工数を含め全工程で考えれば完全に赤字です。

Q9.何に使っていいかがわからない

そもそも論になってしまうのでオーディオサーバーです。と押し付けたいところですが、皆さんそれぞれ目的があるようです。設計上の参考にしたいのでもしよろしければこういうことに使いたい、ここはどうなっているのかなどご意見をいただけると参考になります。

また、このキットを使っていただいた場合はぜひフィードバックをお願いします。悪いところは素直に改善していきたいと思っています。レビューなども大歓迎ですのでご協力よろしくお願いします。

更新日: