タッチパネルを損傷したNexus7(2012)を復活させてみる

夏休みの旅行にNexus7 3G(2012)をモバイルルーター代わりに持っていったのだが、
3日目にかばんの中でタッチ面が見るも無残な姿に・・・

P1090153.JPG

まぁテザリング用途として考えれば、起動して動いてさえいてくれればなにも問題なかったのだが、そもそも純正状態ではテザリング機能自体が無効化されていて使えない。それをカスタムROMでなんとか使っていたのだが、そのROM自体の安定性が悪いため、たまにテザリングが勝手にオフになってしまうことがある。

問題なのはそれを復活させるために手動で機能をトグルしてやる必要があること。トグルしようにもタッチパネルが死んで待ち受けを解除できない。長押しで電源を切ることはできるが、電源を入れなおしたところで待ち受けから先に進めない。ということでただのまな板に。いまさら買い換えるのももったいないし、モバイルルーターとしては長時間使えて優秀だし、このまま捨てるのはもったいないということで復活の呪文を唱えることに。

とりあえずいつもお世話になっているebayで検索してみると、タッチパネルのみ、タッチパネル付きLCDモジュールという選択肢がある。ここで僕は勢い余ってタッチパネルのみを買ってしまったのだが、どうもこれだけ買ったところで個人では交換が難しい。ということでタッチパネル付きLCDモジュールも追加で発注。¥5,000近くするので高いといえば高い。3G無しの16GBモデルなんかだったら買い換えたほうがいいかもって感じの値段設定だ。高くて買う気がしないが参考までに国内Amazonで扱ってるところを貼っておく。


週末にパネルが届いたので早速加工開始。

P1090155.JPGP1090157.JPG
パネル自体はLCDとタッチセンサ、表面ガラスが一体になっているので、このモジュールごと交換することになる。
まず、Nexus7本体の裏側パネルを引き剥がす。
裏側パネルに爪がついていて、シルバーのフレームに引っかかるようになっているので。板状のもの(もしくはマイナスドライバーのようなもの)で爪を押しながら剥がす。僕は手元に転がっていたスクレイパーを使った。取っ掛かりは底部のイヤホン端子、USBコネクタ付近から剥がすとやりやすい。

P1090158.JPG
無事に裏側のパネルがはがれたら、今度はシルバーのフレームから基板を外す。周囲のネジと液晶、タッチパネルのコネクター3箇所を外す。内側のコネクターは上に抜くだけ。並んでいるコネクターはフレキの刺さっている方の反対側の爪を持ち上げると簡単に抜ける。
ここまでの作業で、基板とLCDはテープだけでくっついている状態になっているはず。そのテープを定規やスクレイパーなどを使って慎重に剥がしていく。

基板が剥がれたら、今度は液晶モジュールから銀色の樹脂フレームをはがしていくのだが、この作業が非常に大変。薄いガラスとフレームが強力な両面テープでくっついているためフレームを割らないように慎重に剥がす。この時表面のガラスが粉々に割れるのは覚悟の上で作業を行うこと。

コツとしてはガラス面からドライヤーで温める、ちょっと引き剥がすを繰り返していくこと。ドライバーなど厚みがあるものを隙間に差し込むとガラスが簡単に割れるのでかなりの根気が必要。
剥がし終わったらフレームに残った両面テープを綺麗に剥がし、自分で用意した両面テープをフレームに貼り付けて元に戻していく。
P1090159.JPG

液晶保護フィルムは割れたときに貼ってあったものが綺麗に再利用できた。ちなみにこういうデバイスで保護フィルムを貼ってない人がいたらぜひ貼っておいて欲しい。ガラスが割れにくくなる効果はあまり期待できないが、割れたガラスが飛び散らないという効果はかなりある。保護フィルムを貼ることで指すべりが悪くなるのはグレア(光沢)フィルムに多いが、アンチグレア(非光沢、マット)のフィルムはサラサラしていてお勧め。僕はアンチグレア派なのだが、最近アンチグレアの割合が少なくてちょっと寂しい。

作業としてはこんな感じ。今回購入したのはシンガポールの業者だったが、Nexus7の壊れた部品と型番が全く同じだったので普通に純正部品だと思われるが、ebay上の写真とは見た目が違ったので手元に届くまではちょっとドキドキするかも。

これで延命処置は済んだけど、なんとなく解像度が低かったり重かったりで常用するには微妙なスペックであるのも確か。テザリング専用機としての第2の人生を送ってもらうことにするか。。。